住宅購入時にはライフプランを考えよう【2/3】
こんにちは。
今日は前回からの続きで
住宅購入時にライフプランとして
考えておくべき具体的な項目を解説します。
【ライフプランとして考えておくべき項目】
①住宅に関する資金
②結婚に関する資金
③出産に関する資金
④教育に関する資金
⑤老後の資金
住宅購入のタイミングでライフプランを
作成しようと思っても、
人生におけるどんなイベントや出費を
考えていくべきなのか
わからない人はぜひ参考にしてください。
①住宅に関する資金
住宅購入を検討しているタイミングのため、
ライフプランの作成時には住宅資金についての
計画を忘れないようにしましょう。
住宅ローンを利用して購入する人も
多いと思いますが、
金利によって返済額に増減がある
可能性もあります。
余裕を持ったローン返済計画を
たてていきましょう。
また、住宅に関する資金とは、
購入時にかかる資金だけではありません。
家は雨風にさらされ、
年月を重ねるごとに必ず劣化します。
大切な家族を守るためにも、
綺麗に住みやすい家を維持するためにも
定期的なメンテナンスは必須と言えます。
新築時よりだいたい10年を目安に、
点検やメンテナンス費用がかかる
ことを想定しておきましょう。
さらに、住宅所有には
固定資産税などの税金も
毎年発生するということも
忘れないでください。
住宅に関する資金と合わせて、
車を利用している人は
車の買い替えやメンテナンス費も
ライフプランのひとつとして
考えておくことをおすすめします。
②結婚に関する資金
住宅購入を検討している人の中には、
すでに結婚をして家庭を持っている人も
多いと思います。
その場合は、
すでに済んだイベントなので
結婚資金については
深く考える必要はありません。
結婚をこれから考えている人は、
結婚式をあげる・披露宴をするなど
様々な資金が必要になっておくことを
理解しておきましょう。
結婚も人生において
大きなイベントの一つですから、
パートナーと相談し、
後悔ない結婚式などを迎えられるように
資金準備をしておくことをおすすめします。
③出産に関する資金
結婚の次に大きなイベントとして
やってくる可能性が高いのが出産です。
住宅購入を検討している人の中には、
すでにお子さんがいるご家庭も
あるでしょう。
これから出産を考えている人も、
すでに子どもがいるけれど
もう一人欲しいと考えている人も、
ライフプランを考える際に
出産費用の計算は欠かせません。
出産方法や産院によっても異なりますが、
出産費用として約50万前後かかるのが一般的。
さらに女性が仕事をしている場合は、
産後の退職や、
育休や産休があるものの一時的に
収入が減ることも視野に
入れておかなければなりません。
④教育に関する資金
子どもがいる、これから望んでいる家庭は、
出産費用だけでなく
教育資金についてもしっかり考慮
していく必要があります。
公立なのか私立なのか、
どんな進路にするのかで
必要となり教育資金にも差はでます。
しかし一般的に、子ども一人当たり
約1,000万円前後の教育資金が
必要といわれているのです。
出産後すぐに1,000万円という
大金が必要になるわけではありませんが、
子どもの成長に合わせて
必要資金を確保できるような
ライフプランにしておくことが大切です。
⑤老後の資金
出産や子どもに関する資金だけでなく、
ライフプランを考える際は
自分たちの老後資金も考えておきましょう。
人生100年時代といわれる現代、
住宅購入をしてからのほうが
長い人生が続くでしょう。
年金が受け取れるものの、
毎月夫婦二人で十分な額を
支給されるかというと
そうではありません。
老後の日々の生活はもちろん、
自分たちの娯楽、
子どもの結婚・出産などのイベントに
関するお祝いなど、
苦い顔をせず笑顔で資金が
出せる余裕があることがベストです。
長い人生、仕事や家事育児を
頑張ってきた自分たちが
老後を気持ちよく過ごせるよう、
老後資金についても早いうちから
確保していくプランが大切です。
次回は住宅購入の
ベストタイミングを考えてみましょう。